※本製品は生産終了しています

WACジュニアとは?

           空気清浄器 WACジュニア
WACジュニア(製品型式;WAC-131)は、原子力発電所や、放射線管理区域で使用されている、排気フィルターを小型化して、一般家庭でも使用できるようにした、放射能除去が可能な空気清浄器です。内蔵されているフィルターは、プレフィルタ、WACフィルタ(HEPAフィルタ+活性炭素繊維フィルタ)の2種類あり、活性炭素繊維フィルタは、ワカイダエンジニアリング社が活性炭素繊維の製造元である東洋紡と共同で特許を取得しており、実質、世界で唯一の空気清浄器であると言えます。

空気清浄器 WACジュニア

福島第一原発1号機原子炉タービン建屋に設置された「局所排風機(アララベンチ)」のフィルターにWACフィルターが使用されています。

  • 放射性物質99%以上除去!
    I-131, Cs-137, Sr-90等の放射性物質を除去できます。 
  • 福島第一原発でも使用されている高性能フィルターを採用!
    全国の原子力発電所、放射線管理区域を持つ事業所で、WACフィルタが使用されています。
  • 放射性ヨウ素ガスを99%以上捕集!
    活性炭素繊維フィルターが、ガス状の放射性ヨウ素も捕集します
  • ハウスダスト、たばこの煙、花粉など空気中の細かい微粒子も除去!
    通常の空気清浄器としてもお使いいただけます。マイナスイオン発生機能も付属しています。
  • 電気代は、1日9.2円と、とても経済的です!
  8時間運転時で、1kw28円で計算 


 
WAC-131は、PM2.5などの微少粒子状から、放射性物質まで捕集できる世界唯一の、高性能空気清浄器です!

プレフィルタは、エアコン等にも装着されているフィルタで、粗いゴミやホコリを除去し、後ろにあるHEPAフィルタ、WACフィルタの目詰まり防止に役立ちます。

HEPAフィルタは、粒径0.3μm以上の物質を捕集します。今、中国の大気汚染で問題となっている、PM2.5(粒径2.5μm以下の超微粒子)も、HEPAフィルタで捕集可能です。

WACフィルタは、粒径0.0004~0.001μmの細孔によって、微少粒子物質を捕集することができます。また、放射性ヨウ素ガスも捕集することが可能です。これは他フィルタにない、WACフィルタの優位性です。
  
  

フィルターの詳細

WACジュニアに使用されているフィルターの詳細をご説明します。
吸入口から順に、プレフィルター、HEPAフィルター、WACフィルターとセットされています(HEPAフィルターとWACフィルターは一体型のユニットとなっています)。プレフィルターは、一般のエアコンにも使用されているフィルターで、空気中の粗いゴミやホコリを除去し、HEPA、WACフィルターの目詰まりの抑制の働きがあります。

空気清浄器 WACジュニア プレフィルタ
プレフィルター


HEPAフィルターとWACフィルターの詳細につき、下記に説明いたします。

HEPAフィルターHEPAフィルター
0.3μm以上アレル物質、PM2.5を捕集 
HEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)は、空気中に含まれる非常に微細なホコリや花粉、浮遊するカビ、ハウスダスト、PM2.5なども捕集できる高性能フィルターです。
 HEPAフィルターの捕集効率は99.97% 以上となります。詳細は下記を参照ください。
定格風量で0.3μmの微粒子を99.97%以上集塵。JIS Z 8122に規定されたHEPAフィルター単体での性能
HEPAフィルターWACフィルター
ガス状のヨウ素も吸着できる 
WACフィルターは活性炭素繊維を用いた世界初のフィルターです。放射性物質等を吸着させる細孔の口径が均一なミクロポア〈Micro pore〉になっており、ガス状のヨウ素などを吸着させます。
 WACフィルターによる放射性ヨウ素ガスの吸着・捕集は物理吸着と化学吸着の両者を利用して行われます。詳細は下記を参照ください。
 

HEPAフィルター

HEPAフィルター(High Efficiency Particulate Air Filter)は、空気中に含まれる非常に微細なホコリや花粉、浮遊するカビ、ハウスダストなども捕集できる高性能フィルターです。
※HEPAフィルターにより捕集できる粒子は0.3μm以上の粒子となります。
※中国の大気汚染で問題となっているPM2.5も捕集できます。

アレル物質99%除去

花粉が10μm~100μm程度、ダニの死がいやふん・カビの胞子・細かな砂ぼこり・ハウスダストなども2μm以上の大きさのものが中心ですので、室内にあるアレル物質や目に見えない微細なホコリなども捕集できます。

0.3μm(0.0003mm)以上のアレル物質などを捕集

HEPAフィルターが除去できる物質




WACフィルター(活性炭素繊維フィルター)

WACフィルターは活性炭素繊維を用いた世界初のフィルターです。放射性物質等を吸着させる細孔の口径が均一なミクロポア〈Micro pore〉になっており、ガス状のヨウ素などを吸着させます。

ナノpore

 

放射性ヨウ素ガスの捕集


放射性ヨウ素ガスが無機か有機かでその吸着される度合いは大きく異なります。無機のヨウ素ガスは上述のミクロポアによる物理吸着でほぼ活性炭素繊維に吸着されますが、有機ヨウ素ガスはほとんど吸着されません。
放射性有機ヨウ素ガスに対しては、非放射性ヨウ素を含んだ化学物質を活性炭素繊維に添着し、細孔を触媒とする化学反応により放射性ヨウ素ガスを捕集します。これを化学吸着といいます。WACフィルターによる放射性ヨウ素ガスの吸着・捕集は物理吸着と化学吸着の両者を利用して行われます。

WACフィルターの化学吸着

 

活性炭素繊維(TEDA添着)性能試験


ASTM D-3803の趣旨に沿った試験を米国NUCON社に依頼

日本には放射性物質除去用活性炭の性能規格はなく、米国の「原子力グレード活性炭の試験方法」ASTM D-3803 が世界基準(ただし、初期効率のみ)となっています。WACフィルターを米国NUCON社にてASTM性能試験を行った結果、ASTM捕集効率99.43%以上という高性能が実証されました。
空気清浄器 WACジュニア

製品仕様

製品寸法 幅342㎜×奥行171㎜×高さ550㎜
製品重量 約5.2kg
電源 AC100V
適用床面積 最大15畳
コード長さ 約1.5m
周波数 50/60Hz
消費電力 急速;41W、標準;33W、静音;25W
風量 急速;1.2m3/分、標準;1.0m3/分、静音;0.8m3/分
付属品 HEPA&WACフィルターユニット、プレフィルター、リモコン、乾電池(単4型2本)
  
 クエスチョンmark 室内の空気は、どれほどの放射性物質を含んでいるのですか?


通常状態で空気中に浮遊する放射性物質としては、カリウム-40(K-40)、ラドン-222(Rn-222)、トロン-220(Rn-220)、アクチノン-219(Rn-219)などが考えられますが、大部分はラドン、トロンです。その空気中の濃度は場所、季節、時刻により大きく異なり5~100Bq/m3程度です。一般にマンションなどのコンクリート建造物は木造の建物内より高く、換気の悪い室内ほど濃度は高くなります。
原水爆実験及びチェルノブイリや福島の原子力発電所の事故により、ヨウ素-131(I-131)、セシウム-134(Cs-134)、セシウム-137(Cs-137)、ストロンチウム-90(Sr-90)、セリウム-144(Ce-144)などの放射性物質が大気中に放出されました。その放射性物質がどれほど室内の濃度を高めるかは、放出の規模、放出源からの距離、風向きなどにより一概には言えませんが、いずれにしても事故や実験の影響によって、室内の放射性物質濃度は高くなると考えられます。


 クエスチョンmark 一般の家庭でも放射性物質の除去が必要なのですか?

通常の日常生活において室内空気を吸い込むことによる被ばく線量は1.3mSv/年(世界平均)です。この程度の被ばくではガンや遺伝的な影響は表れないという説もあり、それほど気にするものではないかと思います。
しかし現時点においては、それらの影響は「どんなに少ない被ばくでもその量に比例した確率で発症する影響(専門用語で確率的影響)」と考え、防護することになっております。従って通常時においても空気中の放射性物質の除去は好ましいと考えられます。
また原水爆実験及びチェルノブイリや福島の原子力発電所の事故により、放射性物質が大気中に放出された現在、その放出量や事故現場からの距離にもよりますが、快適な環境を手に入れるためにも、放射性物質の除去は必要と考えられます。

 

 クエスチョンmark WACジュニアのメンテナンスはどうするの?

フィルター掃除はプレフィルターのみ行って下さい。付属の手袋もしくはご家庭にあるゴム手袋等を使用して、1週間に一度、前面パネルを開けて掃除機のノズルでプレフィルターに付着している埃を吸い取ります。埃の量が少ない時は場合は1ヶ月に一度を目安に掃除して下さい。掃除機で取れない埃(汚れ)は、水洗いして下さい。プレフィルターは手前に引くと外れます。四隅の留め具にはめ込み、しっかり固定して下さい。掃除機にて吸い取る際は、プレフィルターの網を破損させないよう御注意下さい。
HEPA&WACフィルターユニットは1年ごとに交換してください。その間、掃除等のメンテナンスは不要です。


 クエスチョンmark WACジュニアのフィルター交換はどうするの?

HEPA&WACフィルターユニットは、プレフィルターを外し上部の開口部より手前に引き出すと簡単に外れますので、新しい交換用フィルターユニットを取り付けて下さい。その際、フィルター面を間違えないようにして下さい(薄グリーン面が前面になります)。使用済みとなったフィルターは製品付属のチャック付ビニール袋に入れて、一般ゴミとして捨てて下さい。
フィルターの処分に関して
HEPA&WACフィルターユニットに貼ってある薄グリーンの不織布は剥がしたり破ったりしないで下さい。HEPA&WACフィルターユニットにはTEDA(トリエチレンジアミン)という添加剤が添着されています。絶対に素手で触れないで下さい。直接触るとかぶれる事があります。
HEPA&WACフィルターユニットの交換時期は1年ごとです。


 クエスチョンmark WACフィルターの添着剤(TEDA)が室内に放出されることはないですか?

トリエチレンジアミン(TEDA)の化学式はN(CH2CH2)3Nで有害物質ではありません。またWACジュニア稼働中にフィルターから離脱し、室内に放出されることはありません。ただ直接TEDAに触るとまれにかぶれることがありますので、素手では絶対に触らないようにして下さい




 株式会社ワカイダ・エンジニアリングは、1993年より東京都板橋区で活動している、放射性有機廃液焼却装置や、遠赤外線動物乾燥装置などの製造メーカーです。放射線管理分野では、全国の大学、民間企業へ豊富な納入実績があります。
 2000年より、東洋紡、東京大学と共同で、活性炭素繊維の研究を開始し、放射線管理区域で使用される排気フィルタへの利用を推進してきました。2012年2月より、家庭用空気清浄器WACジュニアの販売を開始しています。

ワカイダエンジニアリング
放射性有機廃液焼却装置
        


WACジュニア消耗品