インスペクターアラート V2（Inspector Alert V2）は、α線、β線、γ線に感度のある、ガイガーカウンターです。
製造元であるInternational Medcom インターナショナルメドコム社は、日本市場でも有名なガイガーカウンターInspectorシリーズを最初に開発した会社です。
線量率(μSv/h）、計数率(CPS又はCPM）、カウント値と3つの測定モードを備えています。
また、オーディオスイッチをONすれば、放射線を検知するたびにランプが点滅しビープ音が鳴動します。
鉱石などの放射線の測定、物の放射線汚染測定には、数あるガイガーカウンターの中から、特にインスペクターアラート V2をお薦めします！
また、輸出品などの工業製品の汚染の確認の用途にも使われています（JEMIMA : 社団法人 日本電気計測器工業会の工業製品の放射能汚染を確認する方法についてのガイドライン）。
※InspectorUSBとInspector Alert V2の違いに関しては、ブログに詳しく書いていますのでご覧ください。
※Inspector Alert V2とRangerの比較ブログもご参考にしてください。
※校正作業を国内で行っています。詳しくは校正点検ページをご覧ください。
また、レンタルも受け付けています。詳しくはレンタルサービスのページをご覧ください。
ガイガーカウンタの購入でお悩みの方は、以下のポイントを確認ください。
① 物の放射能汚染測定には、Inspector Alert V2が最適です。その理由は下記の「インスペクターアラートV2をお薦めする理由」をご覧ください。また、他の人気機種Rangerとの比較ブログを投稿しているので合せてご確認ください。
② 人の放射線被ばく線量の測定にはポケットタイプ線量計をお薦めします。小型で携帯に便利な上に、胸ポケットに携帯して測定するために校正されています。
③ 環境放射線の測定にも、各種ガイガーカウンターが御利用いただけます。但し、検出器はガンマ線のエネルギー依存性があるので実際の値より、高めの数値が出ることがあります。
機種選定にお悩みの方は、ご遠慮なくご相談ください。
| 検出器 | ハロゲン消滅形GM管検出器（直径45mm） |
| 測定線種 | α線（2MeV~）、β線（16MeV~）、γ線、X線（10keV~） |
| 測定範囲 | 0.001～100mR 0.01～1100μSv/h 0～350,000cpm 0～5000cps 0～9,999,000counts |
| 測定効率 | 334cpm/μSv/h （3340cpm/mR/h） Cs137の場合 |
| 効率設定 | C-14 (β線） 平均49keV、最大156keV 5.3％ Bi-210（β線）平均390keV、最大1.2MeV 32％ Sr-90 (β線) 平均546keV、2.3MeV 38％ P-32（β線）平均693keV、最大1.7MeV 33％ Am-241（α線） 5.5MeV 18％ |
| タイマー機能 | 任意設定（1分、10分、1時間刻み） |
| アラーム設定 | 任意設定 |
| ブリープ音 | 放射線を検知するごとに鳴動。OFFすることも可能 |
| データ更新頻度 | 3秒ごと（30秒平均）*自然放射線レベル |
| 生産国 | アメリカ International Medcom社製 |
| 使用環境 | -10℃～50℃ |
| 本体寸法、重量 | 150×80×30mm、273g |
| 使用電源 | 単3アルカリ乾電池 2000時間使用可能 *自然放射線レベル |
| 付属品 | ナイロンケース、日本語マニュアル |
| 別売オプション | Protectシリコンラバーブート |
Protectシリコンラバーブートは、Inspector Alert用のゴム製保護カバーです。開閉自由なアクリル板でGM管窓を保護し、α線とβ線の一部が遮へいされます。
スタンド機構を使えば、Inspector Alert V2を自立させることもできます。
重量：248g
製造：International Medcom社
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